腐食防食学会は、材料全般の腐食防食に関する研究の促進及び技術の普及をめざし、技術者間の交流?提携の場を提供する国内唯一の機関であり、同会並びに同会支部の運営?発展に尽力した会員に対して「貢献賞」を贈り表彰しています。

受賞者は、鉄鋼、チタンを中心に耐食性改善、表面処理の研究開発を推進するとともに、産学官の連携推進や人材育成、基盤技術力の強化などを先導してきたことが評価され、今回の受賞に至りました。

高度成長期の頃から時間が経ち、日本のインフラの安全安心という意味で、腐食防食分野の技術をきちんと次世代に繋いでいく時代が再び来たと感じています。その中で私が貢献賞を頂いたのは、次世代への継承の重要性を学会の皆様にもご認識頂いたということで、大変誇らしく思っています。